沖縄県産小麦『島麦かなさん』
農薬や化学肥料を使わず育てた
沖縄県産小麦の存在を
ご存じでしょうか。
実は、私、15年ほど前に
なぜか、麦を植えたい衝動にかられ
姉と伊江島に種を分けていただき
実家の畑にばら撒きました。
記憶が定かではありませんが
200坪ぐらいだったかしら。
そうしたら、まあなんと
生えてきました。育ちました。
まばらでしたが、まぎれもない
黄金に輝いた麦畑!
感動しました!今、思うとまばらに生えた
ヒドイ麦畑だったはず。
(写真は、イメージです!)
が、余韻に浸る間もなく
そういえば、その後どうするの?
県内では、まだ栽培しているところもなく
聞く人もいなく
調べ調べ。
家族総出で、稲を狩りました。
待ってー脱穀どうする?!
途方にくれたあげく
県内の民族博物館から
借りた足踏み脱穀機で、かたかたかたかた
やりました。
しかし、この段階で疲れ果ててしまい。
収穫した麦は、製粉まで至らず
泣く泣く地下に眠りました。
いつか、また植えようと誓い。
スッカリ忘れていましたが
退職して、やりたい事が湧き出る中
また、麦を植えたい!
と思い、調べました。
2015年には『沖縄県麦生産組合』が発足し
今では15人の生産農家があるらしい。
『島麦かなさん』という商品になり
一般の方向けに販売していること。
お〜心強い。
早速、副会長の金城さん
お話を伺いに行きました。
金城さんは、沖縄そばの名店で
しられる『金月そば』の代表。
金城さんの県産小麦に対する思い入れや
沖縄そばに対する熱い気持ちが
伝わりました。
収穫後から製粉に至るまでの作業を
金城さんが1人でやってる!
お店もあるのに、いつ寝てるのー?
そんな、愛情たっぷりの金月そば
県産小麦が使われている
麺はもっちりしてます。
少し甘めのダシとの相性が最高です。
美味しい!!!!!!元気になります。
食べたことない方は、ぜひぜひ!!
次世代の沖縄そばを探求し続ける
金城さんからは、たくさんの夢と希望
パワーをいただき、組合の顧問で農業指導者の
仲里さんを紹介していただきました。
仲里さんに会いにいくぞ〜!